大阪家庭少年友の会理事長の挨拶
大阪家庭少年友の会は、昭和48年(1973年)12月に設立され、現在に至るまで50年を超える活動を続けています。
当会は、大阪家庭裁判所(以下「大阪家裁」)所属の家事調停委員、参与員と、そのOBが主な会員となり、地域の方々や大学等と連携を取りながら、非行少年の立ち直りを支援するために、大阪家裁の依頼を受けて様々な活動を行っています。
具体的には、「就労の支援活動」、少年に親代わりとして付き添う「付添人活動」、身の回り品等を提供する「援護活動」、地域社会の人々と行う「公園等の美化・清掃等の支援活動」、学生ボランティアと協働して行なう「学習支援等の活動」、高齢者施設等で交流・お世話を体験する等の「社会奉仕活動の支援」などの活動を行っています。
少年事件の内容は、この50年で大きく変化してきています。代表的な例としては、SNSを悪用した闇バイトによる特殊詐欺、強盗などがあります。
このような変化の中でも、友の会が少年の健全育成に資するという所期の目標を見失うことなく、時代の動きにしなやかな対応をこころがけ、活動のさらなる充実をはかっていきたいと考えています。
なお、私たち友の会は、広く会員の門戸を開いており、友の会の趣旨にご賛同いただき「賛助会員」になっていただいている個人、法人も多くいらっしゃいます。ぜひ、当会の活動にご理解をいただき、皆さまの温かいご支援を頂きますよう、お願い申し上げます。
大阪家庭少年友の会
理事長 栗原宏武
大阪家庭少年友の会の活動紹介
付添人委員会
保護者がいない、または保護者がいても監護能力が乏しいという少年に対して、少年の依頼と家庭裁判所の許可を得て付添人に選任されることがあります。友の会付添人は保護者代わりとなって、少年の気持ちや話を聞き、審判にも立ち会って裁判官に意見を述べたりします。
就労支援委員会
仕事やキャリア形成への意識、勤労意欲の醸成を図ることを目的として、少年に働きかけを行っています。
援護委員会
補導委託となった少年に対する生活必需品の給付、貧困家庭・ホームレスの少年に対する衣類、靴等の給付、また、補導委託先への物品の給付などを行っています
社会奉仕活動支援委員会
福祉施設等で奉仕活動をする試験観察中の少年を施設へ送迎するとともに、活動の心構えを助言するなどして、他人への思いやりの心を育むための支援をしています。
美化・保護者支援委員会
裁判所が少年と保護者に教育的措置として行う地域清掃活動などを会員が一緒に行い、少年が社会貢献や社会とのつながりに気付くように支援しています。活動は学生ボランティア、親なども参加して行います。
堺・岸和田美化委員会
裁判所が実施する地域清掃活動等において、会員が少年およびその保護者と共に活動することによって少年の健全育成を目指す福祉的働きかけを行っています。
学生ボランティア委員会
試験観察中の少年に対して、学生ボランティアが、「学習指導」、「会話を主とした友達活動」及び「少年にSNS等の適切な利用を考えてもらうSNSワーク」に関して、各々指導や話を聴いたりする活動を行っています。これらの活動を支援する活動を行っています。
大阪家庭少年友の会の歴史
◎ 昭和48年 大阪家庭少年友の会設立
◎ 昭和50年 市立東会館に相談室を開設
◎ 昭和52年 援護委員会発足
◎ 昭和53年 会務推進委員会を廃止し、事務局、総務、広報、会計、研修各部を設置
◎ 昭和57年 バザー部を設置
◎ 平成2年 付添人委員会を設置
◎ 平成8年 社会奉仕委員会を設置
◎ 平成18年 未成年後見委員会、学生ボランティア委員会を設置
◎ 平成22年 美化・保護者支援委員会を設置
◎ 平成26年 交通委員会を解散
◎ 平成28年 就労支援委員会を設置、未成年後見委員会休止
◎ 令和2~3年 コロナ禍で活動制限となる。
◎ 令和4年 徐々に活動再開
◎ 令和5年 創立50周年 記念式典開催(12月)、記念誌発行(令和6年3月)
